境界性パーソナリティー障害の生きづらさ①”怒りが抑えられない”

閲覧頂きありがとうございます。

初めまして。

境界性パーソナリティー障害専門カウンセラー  矢壁遼花(やかべはるか)です。

これから少しずつ感情のコントロールが苦手な方に役立つ情報を発信していきたいと思います。

今回は”怒りが抑えられない”境界性パーソナリティー障害の生きづらさについて
触れてみたいと思います。

 

境界性パーソナリティー障害(境界性人格障害)Borderline personality disorder

 

うつ病、統合失調症、不安障害など、感情のコントロールが苦手な方を
感情機能不全と呼ぶことがありますが、そのひとつに

 

境界性パーソナリティー障害(境界性人格障害)Borderline personality disorder

 

という精神疾患があります。

 

身近な人から見捨てられることへの強い不安が特徴で
突然激しい怒りをあらわにするなど感情の起伏が大きく
リストカットや過量服薬、過食嘔吐などを繰り返します。

 

境界性パーソナリティー障害は人口の2%に見られ、特に20代の女性が多いとされています。

 

以前は「統合失調症」と「神経症」との境目にあるような症状のため「境界例」とも呼ばれていました。

 

【主な症状】
・怒りが抑えられない
・怒りやすい反面、非常に傷つきやすい
・不安や葛藤をうまく処理できない
・身近な人から見捨てられることを極度に恐れる (見捨てられ不安)
・自傷行為(リストカット)
・薬物乱用やアルコール依存
・摂食障害
・身近な人への暴言、暴力
・感情のコントロールができない(感情を抑えることができない)
・「善」か「悪」か、「白」か「黒」かの両極端な思考
・自分に対しても「良い自分」と「悪い自分」の極端な評価をしてしまう
・相手のことを過度に理想化する
・相手の失敗は許せない
・意にそぐわないことを言われたり、自分にとって敵と見なした者に対して
徹底的に攻撃し、こき下ろす
・信頼した相手には過度に依存する
・人間関係の構築がしにくく、関係性が長続きしない

これはまだ境界性パーソナリティの一部分です。

しかし、これだけ見ただけでも境界性パーソナリティ障害のご本人の生きづらさがわかりますね。

具体的な例

・パートナーとの喧嘩が壮絶(暴力・暴言が日常的にある)
・相手からの返信をじっと待つことができない
・執拗に電話をかけてしまう
・連絡がつかないと相手の家まで押しかけてしまう
・自分が苦しんだ分、もしくはそれ以上に相手を苦しめてやりたいと思ってしまう
・謝られても許せない
・「今から死ぬ」など、相手がひるむ言葉を使う

 

何が原因なの?

 

境界性パーソナリティ障害になってしまう原因は諸説あり

・幼少期の精神的虐待や身体的虐待、過干渉などの環境要因
・脳機能の異常
・思春期の人間関係

このように唱えられています。

実際にご相談者さまのうちのほとんどが、「家庭環境に問題があった」、
幼いころに脳裏から離れない辛い経験をしたことがあるおっしゃいます。

そして、カウンセリングに来られるご相談者さま本人が
感情のコントロールができないのは「自分のせいだ」と思い、
攻撃性の強い自分と、傷つきやすい自分との間で
不安定に揺れ動いています。

 

境界性パーソナリティー障害の生きづらさ②に続きます。

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